会神
議楽
神楽坂フォーラム
「第1回 神楽坂 文化のみちづくり×まちづくり」(H27.6.21)
シンポジウム意見整理
*シンポジウムで出されたご意見を、まず問題点とその解決策に大別し、その上で項目ごとに分類して整理しました。
1 問題点(何が問題なのか?)
■拡幅30mの問題点
○まちの分断化
・神楽坂全体の交流の分断
・商店街としての街並みの連続性の分断
・アイデンティティとしての神楽坂文化(文学・伝統芸能等)の分断
・文化イベントの分断(半径500m内の文化活動力の低下:文化発信力1/4~1/6)
・阿波踊り
・まち飛びフェスタ
・神楽坂まち舞台大江戸巡り
・着物でコンシェルジェ
・通学路の分断
○地域コミュニティの崩壊(人口減少の加速)
・5丁目町会会員の20名(会員の1/4)が立ち退き
・白銀町の1班が無くなる
○街並み景観への悪影響
・大久保通りに面して大型ビル側面が露出することになる
■6丁目拡幅計画
・実施されれば、6丁目商店街へのインパクトは非常に大
・なぜ6丁目商店会は動かないのか
■都市計画道路決定制度
・都市計画道路決定から長期間に亘り計画実施されない場合の、計画区域内の住民に対する著しい権利制限
2 解決策(どうしたいのか?どの様に解決を図るのか?)
■「拡幅30mの問題点」に関して
○ハード面
・車道は片側2車線は不要
・道路拡幅部分は歩行者のために使用する
・例: 新虎通りの舗道幅員13m
・大型ビル側面の露出は交叉点に向けたデザインケアをする
・交差点広場(ラウンドアバウト)
・スクランブル交差点
・渡り易いみちづくり
・角切りの長さの減少
・ふるさとの空間づくり
○ソフト面
・歩道の利用の工夫を図る
・「One 神楽坂」 : 神楽坂エリア全体への貢献
・アート
・伝統芸能
・伝統工芸
・回遊性の向上
・大きな8の字
・北町中央通り商店会との連携
■「都市計画道路決定制度」に関して
・立ち退く人に神楽坂の代替え地を提供する → 店の存続を図る
■活動組織の在り方
・地元は行政を上回る情熱を持って関係機関と話合い結果を出す
・そのための組織づくり
・このままだと行政の思うままなので、あらゆる所で声を上げていく
以上